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第4回SDGs勉強会「人道の時代をどう生きる?~移民・難民×紛争×自然災害~」

2016年8月5日実施

国連フォーラム関西支部 第4回SDGs勉強会

「人道の時代をどう生きる?

~移民・難民×紛争×自然災害~」

開催報告

2つの世界大戦や冷戦を乗り越えて迎えたはずの21世紀。複雑化・長期化する武力紛争に、人道危機が過去のものではないことを痛感させられた私達は、今大きな岐路に立たされています。南スーダン、シリア、ウクライナ、アフガニスタン、etc… 人道という言葉から想起される現場は、遠い世界にしかないように見えますが、EUをも揺るがし、着実に日本社会に生きる私たちの日常へと迫ってきています。日本は、そしてあなたは、戦後最大規模といわれる人道危機にどの様に向き合いますか?

【イベント概要】

《企画概要》

イベント名:人道の時代をどう生きる?~移民・難民×紛争×自然災害~

日時 :2016年8月5日 18:00~20:30

場所 :関西学院大学大阪梅田キャンパス 1408教室

タイムテーブル:

第1部
18:00-18:15 渡部氏「世界人道サミットの概要」
18:15-18:35 赤星氏「国際的な人道システムについて」
18:35-18:50 久木田氏「UNICEFでの支援現場の体験談 」
第2部
19:00-19:30 パネルディスカッション①“人道支援のジレンマについて”
19:30-20:20 パネルディスカッション②“日本の立場から、人道危機の解決にむけてどう貢献するか”
20:20-20:30 世界人道デーイベントの広報

ゲストの皆さま:

(1)久木田純氏
関西学院大学教授(学長直属SGU招聘客員教員)、国連フォーラム共同代表(unforum.org)。
1978年西南学院大学文学部英語専攻卒業、シンガポール国立大学社会学部留学(ロータリー財団フェロー)を経て、九州大学大学院で教育心理学修士号取 得,同博士課程進学。1985年外務省JPO試験に合格、翌年から国連職員としてユニセフ駐モルディブ事務所に派遣され、駐日事務所、駐ナミビア事務所、 駐バングラデッシュ事務所、ニューヨーク本部を経て、駐東ティモール事務所代表、駐カザフスタン事務所代表を歴任。2015年1月国連退官。2003年に 世界銀行総裁賞受賞、2011年に東ティモール共和国勲章を受勲
(2) 赤星聖(あかほし しょう) 氏
日本学術振興会特別研究員(PD)。博士(政治学、神戸大学、2016年)。2013年9月より半年間国連人道問題調整事務所(OCHA)神戸事務所インターン。専門は、人道支援、国際関係論、グローバル・ガバナンス論。
(3)渡部正樹 (わたべ まさき)氏 
国連人道問題調整事務所 神戸事務所長
2012年1月より現職。早稲田大学政治経済学部卒業。ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE)修士課程修了(発展途上国における社会政策・プランニング専攻)。紛争や災害に苦しむ人々のための国際支援をより強化すべく、日本政府や市民社会とのパートナーシップ構築に取り組む。以前は国連人道問題調整事務所(OCHA)のニューヨーク本部でスリランカ内戦及び東日本大震災を担当。また、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)及び海外経済協力基金(現在の国際協力機構(JICA))にも勤務。人道政策、避難民支援、災害リスク管理、民軍調整等に携る。共訳書に「新戦争論」がある(メアリー・カルドー著、岩波書店)。

主催:
国連フォーラム関西(https://www.facebook.com/groups/469602869892180/)
協力:
国連人道問題調整事務所(OCHA)神戸事務所(http://www.unocha.org/japan/ocha)
関西学院大学国際機関人事センター(http://gap.kwansei.ac.jp/gap_m_001617.html)


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