国連フォーラム主催 私の提言2018:ジェンダーのいまとこれから

新シリーズ「ジェンダー平等の今とこれから」

これまで男女の平等を訴える活動は世界の各地で行われてきましたが、2014年9月にUN Women主催で始まったHeForSheキャンペーン(http://www.heforshe.org/en)により全世界的なキャンペーンとしてジェンダー平等、そして女性のエンパワーメントに関する関心が更に高まってきています。日本においても、2015年4月にUN Women日本事務所が設置され、広報・啓発活動が活発に行われています。

「ジェンダー平等」と聞くと、主に女性の問題として認識される傾向がありますが、真のジェンダー平等は女性における変化のみで達成できるものではないと思います。ジェンダー平等を実現することは、多様な生き方が平等に包摂された社会を実現することであり、LGBTを含む全ての人々にとって重要な課題ではないでしょうか。そのためには、ジェンダーに関わるすべての価値観、役割、そして権利について再考し、個人から社会レベルまで意識と行動を変えていく必要があります。

国連フォーラム「私の提言」プロジェクトは、最前線で活躍されている日本の実務者・学術者・起業家などの方々による提言をタイムリーに共有し、広く多くの方に知って頂くとともに、自由闊達に議論をする場を提供することで、政策提言に寄与することを目的としています。本シリーズでは、HeForSheキャンペーンにて重要課題として掲げられている教育、健康、アイデンティティ、仕事、暴力、政治の6つの分野に加え、メディアや文化的価値観など幅広いトピック(図1)において、「ジェンダー平等の現状はどうなのか?これから取り組むべき課題は何なのか?」という「今とこれから」を議論する提言を発信していきます。

図 1

本シリーズの企画を立ち上げるにあたって、私たち「私の提言」班のメンバーで「ジェンダー問題について思うこと、取り組むべきことは何か」をテーマに、各々が持っている問題意識をあげ、議論しました。下記の私たちの意見をを見ていただくと、ジェンダー問題が私たちの生活の至る所に存在していることにお気づきになるでしょうか。

ジェンダー問題は「誰かの」問題ではなく、「わたしたち一人一人の」問題です。年齢、性別、職種、経歴などすべての垣根を越え、みなさんと活発な議論ができるよう、この新シリーズを進めていきます。国連フォーラムのネットワークカンファレンスでの企画セッション、勉強会等、みなさんとインタラクティブに議論ができる場も積極的に作っていく予定です。ぜひ、みなさんのご意見をお聞かせください。お待ちしております!

私の提言班  一同